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防災委、県の対応を批判 大洗研被ばく一報遅れ

6/16(金) 5:00配信

茨城新聞クロスアイ

県議会防災環境商工委員会(鈴木定幸委員長)は15日開き、日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(大洗町)の作業員被ばく事故で、同委員会への事故発生の一報が遅れた県側の対応に批判が相次いだ。指摘を受け、県原子力安全対策課は、事故発生時に迅速に同委員会へ報告するよう課内のマニュアルを改定する方針を示した。

県によると、6日午前に発生した被ばく事故の内容について、同課の担当者が正副委員長に最初に報告したのは発生から3日後の9日夕方だった。

こうした事故の際に、県側に委員会に対して報告する規定があるわけではないが、15日の委員会で各委員から「同じ県政を担う立場の信頼関係の問題」「所管委員会には報告するべき」などと批判的な意見が続いた。

同課の関清一課長は「被ばく量の詳細な結果を待った上で報告しようと判断したが、ミスだった」と謝罪。今後、原子力施設で重大事故が起きた際には同委員会へ迅速に報告するよう課内の要領を改めるという。  (戸島大樹)

茨城新聞社