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〔NY外為〕円、110円台後半(15日)

6/16(金) 6:30配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】15日のニューヨーク外国為替市場では、堅調な米経済指標を受けてドルを買い戻す動きが強まり、円相場は1ドル=110円台後半に下落した。午後5時現在は110円88~98銭と、前日同時刻(109円48~58銭)比1円40銭の円安・ドル高。
 前日は5月の消費者物価指数(CPI)と小売売上高が前月を下回るさえない結果となり、円は一時108円台まで上昇。これに対し、15日朝に発表された6月のニューヨーク州製造業景況指数は前月から大幅に改善。最新週の新規失業保険申請件数も予想よりも良好な結果だったため、ドルの買い戻しの動きが強まった。
 前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が「年あと1回」の利上げ想定を維持したこともドル買いの流れを促した。ただ、最近のインフレ指標の弱さから、年内の利上げは打ち止めとの見方は強い。市場では「FOMCの結果はタカ派だったが、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げシナリオに市場は半信半疑のままだ。円が111円を大きく抜けて売られる展開は考えづらい」(邦銀筋)と指摘する声が聞かれた。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1139~1149ドル(前日午後5時は1.1213~1223ドル)、対円では同123円59~69銭(同122円86~96銭)。

最終更新:6/16(金) 9:28
時事通信