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藤井四段26連勝!最多記録まで2…瀬川五段を108手で破る

6/16(金) 7:04配信

スポーツ報知

 将棋の史上最年少棋士・藤井聡太四段(14)が15日、大阪市内で指された第76期順位戦C級2組1回戦で、先手の瀬川晶司五段(47)を108手で破り、昨年12月のデビュー以来の連勝記録を「26」に伸ばした。連勝の歴代2位記録を更新し、神谷広志八段(56)が記録した最多の28連勝へ「あと2」に迫った。

 藤井四段は「本当にここまで連勝できると思わなかった。自分でも驚いている」と、かみしめるように話した。谷川浩司九段(55)以来40年ぶりに中学生として臨んだ順位戦は「楽しみにしていた」という持ち時間6時間の対局。相手は2005年に編入試験に合格してプロになった脱サラ棋士。カードが決まった時から藤井有利の声が大勢を占めていたが、14歳は「瀬川先生がまだC級2組にいるのは不思議。いつ昇級してもおかしくない先生だと思いますので」と警戒していた。

 昼にぶっかけそばといなりずし、夜には他人丼と冷そば。2回の食事休憩を挟んで、じっくりと盤面に向き合った。42手目はデビュー後最長の1時間16分をかけた。対局開始から12時間53分にわたる長期戦を「苦しい展開でした。最後の最後まで分からなかった」と振り返った。対局が終了した午後10時53分はデビュー後最も遅い時刻となったが「体力勝負という面でも初めての経験でした。ところどころ集中力を欠いてしまったので、しっかり反省したい」。勝ち星とともに経験値も積み重ねた。

 順位戦は「名人」へ続くリーグ戦。名人挑戦まで最速でも5年かかる長い道のりだが、大きな第一歩になった。次戦は17日、朝日杯将棋オープンで現役東大生のアマ、藤岡隼太さん(19)戦。「今後も強敵続き。記録は意識せず、気を引き締めて臨みたい」と結んだ。

 ◆藤井四段の今後の予定

 ▽17日 朝日杯・藤岡隼太アマ(19)戦

 ▽21日 王将戦予選・澤田真吾六段(25)戦

 ▽26日 竜王戦決勝トーナメント・増田康宏四段(19)戦

最終更新:6/16(金) 7:04
スポーツ報知