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【E3プレビュー】「モンスターハンター:ワールド」は、シリーズにとって次への大きなステップだ

6/16(金) 16:06配信

IGN JAPAN

【E3プレビュー】「モンスターハンター:ワールド」は、シリーズにとって次への大きなステップだ

2004年から、「モンスターハンター」シリーズはずっと、色々な新しいことを学んできた。最近では特にアクションRPGのシステムが目覚ましい進化を果たしている。「モンスターハンター:ワールド」は既存の枠組を利用しながら、狩りや採集をさらに容易にする一方、ファンに愛された手ごわいモンスターとのスリリングな対決も変わらずに提供する。ボウガンやギリースーツといった新アイテムは新鮮味と奥深さをもたらすが、本作の最大の驚きは豪華(かつシームレス)な環境だ。見た目にも素晴らしく生きているかのようなエコシステムには、野心的な新アイデアの数々が加わっている。それらは将来のシリーズ作品にも大きく影響するだろう。 
「新大陸」と呼ばれる本作の広大な陸地はオープンワールドではないが、全てがシームレスに繋がっていてエリアの切り替えがなくなった。そう、これまでの「モンハン」で別エリアを行き来するたびに現れてアクションを中断するロード画面がついに消えたのだ。動作がスムーズなだけではなく、他の大規模なアクションRPGが何年も前から達成した驚異的なディテールも、遂に「モンハン」で実現することとなった。

本作には「生きているエコシステム」を感じさせるいくつもの賢いアイデアがある。カプコンでのデモを観て分かった重要なことを下に列挙しよう。


クエストの依頼主のボイスが完全に英語化されており、彼女はアンジャナフというティラノサウルスに似た大型モンスターを狩るクエストにハンターを送り込んだ。


ハンターは移動しながら素早く素材を集める事ができ、採集のアニメーションを待つ必要はない。


環境に残された足跡などの痕跡を調べる事でモンスターを追跡できる。アンジャナフは嗅覚が発達しており、木などの表面にべたべたした粘液をつけてマーキングする習性がある。蛍のように発光する虫の群れを使ってその痕跡を発見し、モンスターの居場所のヒントを得られる。少し都合が良い気もするが、駆け出しのハンターには助けになるはずだ。


モンスターや生き物たちが絶えずに反応し合うゲーム世界そのものが、本当に生きているエコシステムのように感じる。デモでは、トカゲのような「ジャグラス」が他の生き物に近づき、恐ろしくゆっくりと丸呑みするのを見た。言葉通り、視覚的にもかなり気持ち悪かった。


ジャグラスはその後、群れがいる巣に戻り、子供たちに餌を与えた。


期待通り、ハンターがアンジャナフと出会うと、音楽は普通のBGMから盛大なオーケストラに変化。モンスターを狩るために、ギリースーツを使って敵を引きつけたり、攻撃をかわしたりできる。


ハンターはボウガンでショックナイフを放って攻撃をしたり、危ない状況から抜け出したりできる。デモ内のハンターは定番の大剣を使っているが、全14種類の武器が使用可能になる。


最後に、ジャグラスはハンターとアンジャナフとの戦いに割り込んできた。しかしこのモンスターによる“加勢”には恐ろしい代償が待っていた。アンジャナフはジャグラスの頭に噛みつき、ゆっくりと地面に押し付けて殺してしまったのだ。

カプコンのスタッフは、本作がクエストの最初から4人協力プレイに対応すると話した。もし1人でプレイしていて勝ち目のない戦いに出くわしてしまったら、最大3名のプレイヤーを召喚して助けてもらうことが可能だ。




つる植物や木の枝は風にそよぎ、昼夜のサイクルがゲーム世界の照明やムードを著しく変化させ、そして逃げるモンスターがすぐに視界から消えてなくなることもない。「新大陸」は、遂にハンターたちが長年にわたって課されてきた制限をなくして、破壊できる様々なものや、複雑に入り組んだ迷宮のような小道を環境に溶け込ませることができたのだ。
もしあなたがE3のトレーラーを見て複雑な気持ちになったのなら、私はあなたにこのPlayStation 4とXbox One、PCに対応する最新作(※日本における発表はPS4のみ)が大躍進を遂げていることを伝えたい。もちろん、最終的な判断を下すには時期尚早だが、今回のデモプレイ映像にはこれまでのシリーズ作品になかった多くの見所があった。「モンスターハンター:ワールド」は13年に及ぶ壮大なモンスター討伐物語の集大成であるのは間違いないだろう。これからも多くの情報が公開されるだろうから、さらなる詳細を非常に楽しみに待っている。

Jose Otero

最終更新:6/16(金) 16:06
IGN JAPAN

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