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〔東京外為〕ドル、110円台後半=良好な米指標などで上昇(16日午前9時)

6/16(金) 9:30配信

時事通信

 16日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、前日の良好な米経済指標などで買い戻され、1ドル=110円台後半に上昇している。午前9時現在、110円99~99銭と前日(午後5時、109円50~52銭)比1円49銭の大幅ドル高・円安。
 前日の海外市場では、英利上げ観測の高まりを受けたポンド買い・円売りがドル円に波及し、110円台を回復した。米国時間は、6月のニューヨーク州製造業景況指数や週間新規失業保険申請件数などが良好で、ドルの買い戻しが活発化。中盤には111円近くまで上伸した。終盤は上げ一服となり、110円80~90銭台で小動きとなった。東京市場の早朝も同水準で推移している。
 本日は、日銀金融政策決定会合を控えているが、現状維持が見込まれ、無風で通過する見通し。焦点は、黒田総裁の会見で、「FRBが資産縮小の開始を決定したこともあり、日銀の出口政策へも関心が向いている」(FX業者)という。もっとも、日銀の出口政策は「差し迫ったものでなく、当分は出口は見込みにくい」(外資系証券エコノミスト)のが実情。このため、「会見も特にニュースがなければ週末を控えたポジション調整の色彩が強まる」(為替ブローカー)とみられている。
 ユーロは対円で上昇。対ドルは軟化。午前9時現在、1ユーロ=123円74~74銭(前日午後5時、122円58~58銭)、対ドルでは1.1148~1149ドル(同1.1194~1194ドル)。

最終更新:6/16(金) 11:28
時事通信