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<プロ野球>タカ、打線てこ入れ 原点に立ち返る

6/16(金) 0:55配信

毎日新聞

 ○ソフトバンク7-3巨人●(15日・東京ドーム)

 仕切り直しに、ふさわしい1勝となった。前夜、無安打無得点に封じられる悪夢を味わったソフトバンク。大幅に打線のてこ入れを図ったこの日は、しぶとく1点を奪い取る原点に立ち返った。

 まずは三回、今季2試合目の先発となった鶴岡の右中間ソロで先制し、嫌な流れを断ち切る。四回は先頭の柳田が二塁打で出塁。今季初めて4番に入った江川は右方向を強く意識して一ゴロとし、走者を三塁へ進める。続く中村晃の二ゴロで柳田は頭から本塁に突っ込み追加点をもぎ取った。「勝手にああいう形になった」と柳田。その気迫はチーム全体に浸透していた。

 内川、デスパイネと主力を欠く中の前日の完敗。工藤監督も「ずるずる行きかねない。どこかで断ち切らないと」と危機感をあらわにした。この日は江川だけでなく、松田を1番に据えるなど大胆に打順を組み替え。何とか活性化させようとの思いに、各打者も「つなぎ」の意識で応えた。

 投手陣でも新星が現れた。六回、4番手・森が危険球で退場。無死一塁から緊急登板した4年目の岡本は、坂本勇、マギーから連続三振を奪うなど無失点で切り抜けて危機を救った。「みんなの『何とかしたい』という思いが、しっかりゲームに出てくれた」と工藤監督。チーム状態が万全でないからこそ、一丸となっての勝利は価値がある。【角田直哉】

最終更新:6/16(金) 8:52
毎日新聞

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