ここから本文です

<神戸山口組>組長再逮捕へ 乱闘指示疑い 京都府警

6/16(金) 7:00配信

毎日新聞

 指定暴力団・会津小鉄会(本部・京都市)の内紛に絡んで乱闘に関与した疑いが強まったなどとして、京都府警は指定暴力団・神戸山口組(本部・兵庫県淡路市)の組長、井上邦雄容疑者(68)を暴力行為法違反と傷害の疑いで再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。井上容疑者は携帯電話を詐取した容疑で兵庫県警に逮捕されており、勾留期限の16日に再逮捕する方針。

 会津小鉄会では会長の後継人事を巡り、指定暴力団・山口組(総本部・神戸市)系と神戸山口組系の組員の対立が表面化。今年1月11日に京都市下京区の本部事務所に神戸山口組系組員が押し掛け、山口組系組員と乱闘騒ぎになり、けが人が出た。

 捜査関係者によると、井上容疑者は現場にいなかったが、神戸山口組系組員に事務所に行くよう指示するなどした疑いが持たれている。府警はこの騒ぎに二十数人が関与しているとみており、昨秋に会津小鉄会トップからの引退を表明した馬場美次容疑者(76)ら数人を既に同容疑で逮捕している。

 井上容疑者は今月6日、知人女性の名義で自分が使う携帯電話の機種変更契約を申し込み、携帯電話1台を詐取したとして兵庫県警に詐欺容疑で逮捕されていた。

 会津小鉄会を巡っては、京都市が今年2月、本部事務所近くにある市施設「ひと・まち交流館京都」の利用者らの安全が脅かされているとして、事務所の使用差し止めを求める仮処分を京都地裁に申請。京都地裁は4月、自治体の申請に基づいて初めて差し止めを認める決定をした。

最終更新:6/16(金) 7:00
毎日新聞