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取手中3自殺で県教育長 連携の不十分さ反省

6/16(金) 10:00配信

茨城新聞クロスアイ

2015年11月に「いじめられたくない」と日記に書き残して取手市立中学3年、中島菜保子さん=当時(15)=が自殺した問題で、県教委の小野寺俊教育長は15日、いじめ防止対策推進法が規定する「重大事態」に該当しないとした同市教委の議決について「(当時は)内容を承知していなかった。関わることができなかったことは反省すべき点」と述べた。同日の県議会文教警察委員会で、中村修氏(いばらき自民)の質問に答えた。

県教委によると、議決した16年3月の市教委臨時会が非公開だったため、内容を把握できなかった。その後、市教委からの相談もなかったという。

小野寺教育長は、県教委と市教委の連携が不十分だった点を挙げ、「もっとしっかり連携できていれば違った展開になったのではないか」とし、「問題点を検証、明確にし、今後の対策に生かしたい」とした。

同問題については「法制度に対する理解が欠けていたことが最大の問題」と指摘。「法制度を運用する教委や学校現場、関係者がしっかりとした意識を持って、問題に向き合うことが大事」と所感を述べた。 (朝倉洋)

茨城新聞社