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野際陽子さん、壮絶な3年の闘病…それでも女優を続けた

6/16(金) 13:44配信

シネマトゥデイ

 女優の野際陽子さんが13日8時5分、81歳で亡くなった。3年前に肺腺がんが見つかってからの野際さんの「壮絶な闘病」を、娘で女優の真瀬樹里がFacebookにつづっている。

【写真】「トリック」出演者たちと野際さん

 今月7日に終了した「警視庁捜査一課9係」シーズン11や、現在放送中の昼ドラ「やすらぎの郷」(どちらもテレビ朝日系)に出演するなど、最後の最後まで女優業を全うした野際さん。真瀬はその様子を「3年前に肺腺癌が発覚し、先月5月8日肺炎を併発し入院してから1ヶ月強、一進一退を繰り返しながら必死に闘い抜きました。2度の手術、抗がん剤治療と、仕事をしながらの壮絶な3年の闘病でした」と振り返る。最期は親族やスタッフに見守られる中、真瀬の腕の中で天国へ旅立ったといい、「安らかな、幸せそうな顔に見えました…」と明かした。

 真瀬は「今まで母を応援して下さった皆様、お世話になった仕事の関係者の皆様、本当にありがとうございました。多くの人に愛される、役者としても一人の人間としても偉大な母だったと誇りに思っております。母と、母の遺した作品を、どうかこれからも忘れずに愛し続けて頂けたらと存じます」と偉大な母への思いを記した。

 野際さんは、NHKアナウンサーを経て1963年にドラマ「赤いダイヤ」で女優デビュー。アクションドラマ「キイハンター」の津川啓子役で人気を博したほか、「ずっとあなたが好きだった」のマザコン気質の息子“冬彦”を溺愛する母親役、「ガラスの仮面」の月影千草役や「トリック」の山田里見役などで鮮烈な印象を残してきた。(朝倉健人)

最終更新:6/17(土) 8:54
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