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野際陽子さん 2度の手術・がんと闘いながら続けた演技

6/16(金) 16:32配信

東スポWeb

 肺腺がんのため13日に81歳で死去した野際陽子さんは3月に行われた「やすらぎの郷」の制作発表を「スケジュールの都合」により欠席。2月には親交の深い黒柳徹子(83)の「徹子の部屋」(テレ朝系)に出演し、「年をとると股関節が大事」などと美容法や健康法を語っていた。

 80代を迎えても現役バリバリだった野際さんだが、2014年に早期の肺腺がんが見つかった。その際は治療がうまくいったが、一昨年に再発。腫瘍の摘出手術を受け、再び病を克服して演技の世界に戻った。娘の真瀬樹里はコメント書面で闘病生活をこう明かした。

「先月5月8日、肺炎を併発し入院してから1ヶ月強、一進一退を繰り返しながら必死に闘い抜きました。2度の手術、抗がん剤治療と、仕事をしながらの壮絶な3年間の闘病でした。最期は、親族やスタッフに見守られ、抱きしめる私の腕の中で天国へ旅立ちました」

 この間、「警視庁捜査一課9係」(テレ朝系)のほか「コントレール~罪と恋~」(NHK)などのドラマに出演した。

 24日公開の映画「いつまた――」は、がんの手術後の復帰作だったという。深川栄洋監督(40)は同作のホームページで公開された追悼文で、野際さんが「今まで積極的にやらなかったけど、これからは自分の経験したこと、考えていることを若い僕たちにも話していこうと思っているとおっしゃっていました」と明かし、訃報に接して「悔しい思いばかりです」とつづった。

最終更新:6/16(金) 17:10
東スポWeb