ここから本文です

対ギリシャ、1兆円支援合意=金融危機再発を回避―ユーロ圏会合

6/16(金) 7:32配信

時事通信

 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)は15日、ルクセンブルクで開いたユーロ圏財務相会合で、ギリシャに対する85億ユーロ(約1兆500億円)の追加融資で合意した。

 ギリシャは7月に予定される巨額の国債償還の資金を確保し、同国発の金融危機が再発する事態は回避された。

 会合がまとめた声明は焦点だった債務軽減策について、一部債務の返済期限を最大15年間延長する用意があると表明。軽減策の実行は、現行の第3次金融支援が終了する2018年になると説明した。

 会合には、債権団の一角を占めながら第3次支援では資金を提供していなかった国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事も出席。ラガルド氏は、債務軽減策を評価しIMF理事会にギリシャ支援参加の承認を求める意向を示した。軽減策の具体化が条件だが、融資は20億ドル規模が見込まれる。同氏は記者会見で「最善ではないが次善の策だ。金融危機は回避された」と述べ、危機回避を優先させた合意との認識を示唆した。 

最終更新:6/16(金) 8:19
時事通信