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松山と同組ファウラー首位 メジャー初Vへ最高のスタート

6/16(金) 13:33配信

日刊ゲンダイDIGITAL

【全米オープン 初日】

 最高のスタートを切ったのが、10番スタートで松山と同組のR・ファウラー(28)。ボギーなしの7バーディーで単独首位に立った。

 第1打も安定していたが、グリーンを狙うアイアンショットが切れてパットも良かった。11番、12番は4メートル以内につけてバーディー。14番もピン左3メートルのフックラインを読んで3つ目のバーディー。さらに、2オンに成功した18番・パー5から2番まで3連続バーディーを奪ってスコアをぐんぐん伸ばした。

「完璧なゴルフができた。初日は、メジャーに勝ったことのあるいいプレーヤーたちから抜け出ることが出来た。このコースは自分に合っていると思う。メジャータイトルを取りたい。勝つための方法はわかっている。2014年には全部のメジャーでトップ5に入っている。タイトルに近づいていると思う。あとは最終日に向けて自分ができることを準備するだけだ」

 初日の7アンダーは1980年(バルタスロール=パー70)に青木功との激戦を制したJ・ニクラス以来、37年ぶり。この日は名物の強風が吹かずにアンダーパーの好スコアが続出。前日までは「全米オープンらしくないコース。まるで全英オープンのリンクスみたいだ」という批判が選手から続出したが、フタを開ければ、USGA(全米ゴルフ協会)の予想に反してスコアが伸びた。

 2009年にプロ転向してツアーで4勝を挙げているファウラーだが、メジャーは未勝利。14年の全米OP、全英OPの2位がベストフィニッシュだ。本紙「ゴルフ中継で驚いたヒデキのライバルたち」を連載中の佐藤信人プロは「勢いづいたら手がつけられない爆発力がファウラーの魅力。スイングはアウトサイドにクラブを上げてトップはレイドオフ。タメが大きく、切り返しでループが入りインサイドに下りてドローが持ち球でしたが、スイングが変わったのは13年にブッチ・ハーモンと組んでから。ドライバーの飛距離が伸びて安定感が出てきた。フラットなスイングになり、以前に比べてタメがきつくなく、シンプルになった」と、ショット力が高まっている。

 今年のマスターズまで6大会連続でメジャー初優勝者が生まれている。ファウラーがその「記録」を伸ばすか注目を集める。