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<山岳遭難>のろしで発見 遭難4日目に救助

6/16(金) 8:40配信

毎日新聞

 山梨市三富川浦の木賊山で男女2人が行方不明になる山岳遭難があり、捜索4日目となった15日に無事発見された。命に別条はないという。

 山梨県警日下部署によると、2人は、同じ系列の飲食店に勤務する茨城県龍ケ崎市の倉井賢司さん(57)と千葉県我孫子市の佐藤典子さん(48)。12日午前から木賊山を登り、下山中に倉井さんが登山道から滑落。佐藤さんが携帯電話で119番したが、途中で電池が切れた。

 日下部署や消防は30人以上を捜索に投入。標高約2100メートル付近で一時は声が聞こえる距離まで迫ったが、発見には至らなかった。

 「嫌な予感が頭をよぎり、捜す側も神経がすり減ってきた」(県警関係者)という捜索4日目の15日午後1時50分ごろ、声が聞こえた地点から大きく離れた場所を旋回中の県警ヘリ「はやて」が、標高約1600メートルの斜面からのろしが上がっているのを発見。2人の名前を呼ぶと、黄色いものを振っている姿が見えたという。佐藤さんは衰弱していたもののけがはなく、倉井さんは肩や右腕を骨折するなどしていたという。【井川諒太郎】

最終更新:6/16(金) 9:28
毎日新聞