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インドネシア中銀、政策金利を据え置き 「中立」スタンス維持

6/16(金) 10:09配信

ロイター

[ジャカルタ 15日 ロイター] - インドネシア中央銀行は15日、政策金利である7日物リバースレポ金利<IDCBRR=ECI>を4.75%に据え置いた。同金利は昨年10月から同水準に据え置かれている。

中銀は現行金利について、経済成長の回復や安定維持への取り組みを後押しする水準だと指摘した。

ロイター調査ではアナリスト18人全員が据え置きを予想していた。

翌日物預金ファシリティー金利(FASBI)<IDCBID=ECI>は4.00%、貸出ファシリティー金利<IDCBIL=ECI>は5.50%にそれぞれ据え置かれた。

米連邦準備理事会(FRB)は14日まで開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.0─1.25%に引き上げ、年内にバランスシートの縮小に着手する方針を明らかにした。これまでの場合、FRBの利上げはインドネシアなど新興国市場からの資金流出につながることもあったが、15日のルピア<IDR=>やインドネシア株式市場の値動きは小幅にとどまった。

キャピタル・エコノミクスは、インドネシアはFRBの利上げをうまくこなしたと指摘した。

インドネシア中銀は、外部からの衝撃に対応する状況が以前よりも整っているとの見解をこれまでに示している。

15日にはFRBの政策変更について、英総選挙の影響や原油相場とともに中銀が依然として注視する最大の海外リスクだと指摘した。

中銀幹部のドディ・ブディ・ワルヨ氏は、中銀の政策スタンスは引き続き中立だとし、「インフレ期待がコアインフレへの圧力を示唆する兆候がない限り、われわれは金利スタンスを変えない」と語った。

中銀は2017年の経済成長率について5.0─5.4%の中間値になるとの見通しを据え置いた。18年の見通しは5.1─5.5%。

最終更新:6/16(金) 10:09
ロイター