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18歳「投票に行く」78% 韮山高、学校新聞で知事選特集

6/16(金) 17:10配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡県立韮山高(伊豆の国市)の写真報道部はこのほど、18歳選挙権が適用される25日投開票の知事選を学校新聞「龍城学報」で特集した。3年生266人を対象に実施したアンケート調査や取材に基づき、投票の意思や重視する政策などについてまとめている。

 新聞の見出しは「78%が県知事選『行く』-韮高生有権者 少子化対策に焦点」。選挙権のある生徒64人のうち、50人が「投票に行く」と回答した。「投票に行かない」と答えた生徒の多くが「県政に関心が低く、責任ある投票ができる自信がない」を理由に挙げた。

 18歳選挙権が初めて適用された2016年参院選で実施したアンケート調査では、90%が「選挙に行く」と答えたのに比べ、今回の知事選では12ポイント下回った。公民科の小雀浩一郎教諭(45)は紙面で「まだ生徒への呼び掛けも少なく、国政選挙に比べ認知度が低いことが影響している」と分析している。

 「韮高生の声」と題したコーナーには「地域に保育所を増やすなどの子育て支援に取り組んでほしい」といった政策要望を生徒の顔写真付きで載せている。2年生で部長の石井拓也さん(17)と1年生の部員大矢彩加さん(16)が生徒に直接取材してまとめた。

 コラム「龍眼」では、1年生の工藤奏多さん(15)が「自分たちの暮らしやすい社会をつくるには選挙での投票が最も有効な手段だということを忘れてはならない。県知事選が迫る今だからこそ、地元に目を向けてほしい」との訴えをつづっている。

 石井さんは「今回の紙面が3年生だけではなく、1、2年生の政治や選挙への関心につながれば」と話した。

静岡新聞社