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<モンスターハンター>新作「ワールド」で世界の主流に挑戦 欧米の評価がカギ

6/17(土) 9:00配信

まんたんウェブ

 カプコンの看板ゲーム「モンスターハンター(モンハン)」シリーズの最新作「モンスターハンター:ワールド」が2018年初頭に発売される。ひときわ話題になったのは、9年ぶりとなった据え置き機での新作、しかも7年ぶりにソニーのゲーム機向けに発売されることだった。大ヒットシリーズが迎えた大きな転換点と狙いを探った。

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 ◇世界で主流の「オープンワールド」に挑戦

 新作「モンスターハンター:ワールド」の最大の特徴は、海外のゲームでは主流となっている、広大な世界を境目なく自由に動き回れる「オープンワールド」に挑んだことだ。ゲーム内の世界を1枚のマップで再現する完全な「オープンワールド」ではないため、カプコンはあえて「オープンワールド」とは言わず、「シームレス」と表現している。

 しかし従来シリーズでは、複数のエリアで構成されており、エリア間の移動に読み込み時間が発生したが、今回は切れ目のないエリアで快適なプレーが楽しめる。多様な地形と生態系が息づく世界で、その全てを利用してモンスターを狩るという内容、そして「ワールド」というタイトルからも、オープンワールドを意識していると考えられる。

 スマホゲームが主流となった日本のゲーム市場のガラパゴス化が進む中、カプコンは以前から世界市場を意識していたメーカーでもある。これまでも説明会などで、世界的なヒットを目指していることを明言していた。PS4だけでなく、欧米では一定の支持を集めるXboxONE版やPC版も出すことから、今回の新作の開発は、経営方針と合致している。

 ただしその道は平坦ではない。「オープンワールド」のゲームは、膨大なデータを制作するるため、開発費も、効率化のノウハウも要求される。そのため日本で開発された「オープンワールド」と言えるゲームでは数えるほどしかなく、しかも欧米と比べると見劣りするのが実情だ。「モンハン」は日本での知名度は抜群で、国内での一定のヒットは約束されているだけに、欧米の評価は本作のカギとなる。

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最終更新:6/17(土) 9:00
まんたんウェブ