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【茨城知事選2017】連合茨城が橋本氏推薦 県政を評価

6/16(金) 7:55配信

産経新聞

 ■動かぬ民進県連に見切り

 今秋の知事選に向け、連合茨城(和田浩美会長)は15日、7選を目指す現職の橋本昌氏(71)の推薦を決定し、橋本氏と政策協定を締結した。協定書では、橋本氏の経験や安定した県政運営を評価する連合茨城が、選挙戦で橋本氏を支援すると約束。連合茨城を支持組織とする民進党県連が独自候補擁立に向けた具体的な動きを見せず、連合茨城は同党に先行して知事選に向けた対応を示す形となった。

 「いわゆる多選は良しとしないが、見識、経験を生かした県政のかじ取りを評価する」

 水戸市内で開かれた連合茨城の定期執行委員会で、和田会長が橋本氏の推薦理由を説明すると、会場からは賛成の拍手が鳴り響いた。その後、橋本氏と和田会長は政策協定書に調印。その間、橋本氏は一言も発することなく、会場を後にする際も記者団に「これまでの県政を評価していただきありがたい」と言葉少なだった。

 和田会長は協定締結後の記者会見で、橋本氏に対する多選批判について「橋本氏は金銭トラブルもなく、政治姿勢も全くといってよいほど変わらない」と多選による弊害を否定した。

 ただ、政策協定書では、こうくぎを刺した。

 「橋本県政の集大成として(中略)橋本氏を推薦する」

 7期目が橋本氏の最後の任期と認識していると示唆したものにほかならない。連合茨城内にも「橋本氏は長すぎる」という意見があったためだ。

 一方、和田会長は民進党県連に独自候補の擁立を要請していたことを明らかにした。ただ、同党県連幹部は6月に入ってからも「国政選挙に向けた準備が必要な中、知事選に向けた候補擁立は厳しい」と漏らしており、連合茨城は同党県連に見切りを付け、橋本氏の推薦を決断した。

 また、和田会長は自民党県連が擁立した元経済産業省職員の大井川和彦氏(53)から4月28日に推薦依頼があったことも明かし、「(橋本氏と大井川氏の)2人に会った上で加盟組織の意見を集約し、総合的に判断した」と述べた。

 連合茨城は橋本氏を2回目の出馬から推薦しており、今回で6回目。連合茨城関係者は、こう漏らしていた。

 「民進さんが独自候補を擁立してくれれば応援しやすいが、実績がないからあまり考えていない」 (丸山将)

最終更新:6/16(金) 7:55
産経新聞