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また背信…巨人・内海 鹿取GMに切られる!?

6/16(金) 16:35配信

東スポWeb

 どうにも乗り切れない。巨人は15日のソフトバンク戦(東京ドーム)で14安打を放ちながら、毎回の16残塁で3―7と惨敗。3週間ぶりに一軍復帰した先発の内海哲也投手(35)も4回2失点で見限られて5連敗という体たらくだ。新GMに就任した鹿取義隆氏(60)をめぐっては容赦ない“ベテラン切り”がウワサされ、背番号26が際どい立場に置かれている。

 内海は初回こそ5球で三者凡退と上々のスタートだったが、3回に伏兵の鶴岡に先制ソロを被弾。4回には内野ゴロの間に追加点を許して4回の打席で代打を送られた。

 相手にペースを牛耳られる負のパターンにハマり、救援陣がズルズルと重ねた失点もボディーブローのように効いた。決定力を欠く打線は球団ワーストの「18」に迫る16残塁で3点を返すのがやっと。高橋由伸監督は「ヒットの数は出ているわけですから。あとは何とかこちらも何かやれることをやっていかないといけない」としながら、内海については「(先発がもう少し長く?)それが理想ですけど、攻撃のことも考えた」と語るにとどめた。

 ただ、尾花投手コーチは「回が進むごとにボールが高くなっていった。(降板は)打順のこともあるし、指がボールにかからなくなっていた」と投球内容に不満顔。首脳陣は当面、登板機会がないこともあって登録抹消を決断し、内海は「何もないです。悔しいです。また頑張ります」と厳しい表情のまま球場を後にした。

 この日の敗戦で借金10に逆戻り。再び交流戦最下位に転落した。リーグ首位の広島とは今季最大の13・5ゲーム差に広がり、最悪の場合、17日にも自力優勝の可能性が消滅する。

 チームの成績不振に端を発した球団のドタバタ劇は、いまだ現場に波紋を広げている。編成トップだった堤前GMは事実上の解任となり、球団初のユニホーム組の鹿取GMが誕生した。シーズン途中のGM交代は現場にも動揺を与え「新GMはどういうスタンスなのか…。就任会見では『育成強化』を打ち出していたし、成績次第ではベテラン連中がバッサリ切られるんじゃないか」とささやかれている。

 中でも“危ういベテラン”の一人と言われているのが内海だ。2012年に最優秀投手賞に輝いた左腕も近年は成績が下降線をたどり、14年以降は勝ち星も2桁に届いていない。今季も初登板を勝利で飾った4月5日を最後に、2か月以上も白星から遠ざかり、本拠地は未勝利のまま。チームを支えた功労者は、この難局を乗り越えていけるか。

最終更新:6/16(金) 18:02
東スポWeb