ここから本文です

<伊豆シャボテン動物公園>ブラウンキツネザルの子ども人気

6/16(金) 9:31配信

毎日新聞

 静岡県伊東市富戸の「伊豆シャボテン動物公園」が、育児放棄のため人工哺育しているブラウンキツネザルの赤ちゃんの一般公開を始めた。体と尾が10センチずつの小さな体で、頼りない首を伸ばしてシリンジ(注射筒)からミルクを飲む様子に、来園客は目を細めている。

 赤ちゃんは4月21日生まれの雄。育児経験のない母親が育てられず、翌日には床に落ちて衰弱していたため、園内動物病院の保育器に移した。準絶滅危惧種のため個体増を願って「タネ」と命名。飼育係の中村誠さん(27)がゼロ歳児用のミルクを与える。元気になってブッブッと鳴きながら中村さんに頬ずりするようになり、今月上旬から、雨の日以外は日光浴を兼ねて毎日午後1時ごろ、インコ広場で授乳の様子を公開している。当初52グラムだった体重は90グラムに増えた。

 新潟市から来た鈴木孝男さん(66)マユミさん(54)夫婦は「誰も教えないのにちゃんとミルクを飲むのは偉い」と感心していた。

 公開は7月中旬ごろまで。徐々に離乳させ、最終的には群れに戻したいという。【梁川淑広】

最終更新:6/16(金) 14:19
毎日新聞

Yahoo!ニュースからのお知らせ