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【巨人】惨劇の木曜日…今季9戦全敗でついに13・5差

6/16(金) 5:53配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人3―7ソフトバンク(15日・東京ドーム)

 巨人が開幕以来の同一カード3連戦3連勝に失敗した。先発・内海は5月20日のDeNA戦(横浜)以来となる1軍登板も、4回5安打2失点。2か月ぶりの白星はつかめなかった。打線も序盤の好機を生かせず、8度の得点機も、今季ワーストの16残塁。交流戦も最下位に逆戻りとなった。木曜日は今季9戦全敗。首位とのゲーム差は13・5に達した。

 打っているのに、なかなか点が入らなかった。確実に、13連敗を喫したあの頃よりも個々の状態は上がっている。でも、負けた。今季最多タイの14安打も、今年ワーストとなる16残塁では、もどかしさしか残らない。由伸監督は「ヒットの数は出ているわけで、こちらも何かやれることをもっとやっていかないといけない」と絞り出した。

 坂本勇と長野が3安打を放ち、2戦連続スタメンの亀井も2安打。チームとして5月6日、中日戦(ナゴヤD)以来のヒット数も「あと1本というところだね」と悔しさをにじませた。4回2失点で先発・内海を降板させ、攻撃に転じた。5回1死満塁では小林に代打・阿部を送る早めの策も、左犠飛の1点のみしか奪えなかった。「あそこでリードできればなとは思ったけど」とも指揮官。得点圏に8度も進めたが、9回までの16残塁は01年5月15日の阪神戦(福岡D)以来、16年ぶりだという。この、たたみかけられない弱さが乗り切れない原因だろう。

 由伸監督は「こちらも何かやれることを」と自身を責めた。ただ、2回無死一塁で亀井にエンドランのサインを出すなど、今までよりも“早仕掛け”はしている。ベンチの工夫も垣間見える中、送り込まれた6人の中継ぎ陣が次々と失点しては逆転へのビジョンも見づらくなる。投打の歯車がかみ合わない歯がゆさが、ここまでを象徴している。

 木曜日のゲームはこの日で9戦全敗。首位・広島に13・5ゲーム差をつけられた。ついに、優勝へのデッドラインを超えてしまった。最大13ゲーム差から大逆転Vした08年の「メークレジェンド」を下回った。6カードぶり勝ち越しも、指揮官は「一つずつしか(借金を)減らせないので、勝ち越すというよりも目の前の試合を勝っていかないといけない」と危機感を口にした。

 攻撃陣には陽が1番に入り、厚みは増している。先発ローテーションも、14日に移籍初勝利を飾った山口俊の存在は大きくなった。ここにきて、チームとしての形はできつつある。ちょっとしたきっかけで連勝街道に乗る可能性だってある。一人でもあきらめたらそこで終わる。歴史は塗り替えるためにある。そう、信じている。(水井 基博)

最終更新:6/16(金) 22:56
スポーツ報知

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