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<英国>離脱交渉19日開始、EUと合意 新政権発足待たず

6/16(金) 10:34配信

毎日新聞

 【ブリュッセル八田浩輔】欧州連合(EU)からの離脱を巡る英国とEUの交渉が、今月19日にブリュッセルで始まることが決まった。EU首席交渉官のバルニエ元仏外相と英国のデービスEU離脱担当相が15日に合意した。

 英国の総選挙で与党・保守党が過半数割れしたことで交渉の先送りが危ぶまれていたが、双方は早期に交渉の場につく必要性で一致。選挙前に調整していた当初の日程通り19日から開始することにこぎつけた。英国の新政権が正式に発足するのを待たない波乱含みのスタートになる。

 英国は昨年6月の国民投票で離脱を決定。今年3月29日にEUに正式に離脱を通告した。EUの基本条約では、交渉期間は通告から原則2年と定められているが、既に2カ月半が経過しており、19年3月末に英国は加盟国の権利を失う。

 交渉は、EUが英国に求める「手切れ金」の精算や、英国在住のEU加盟国出身者とEUに暮らす英国民の権利保障などが当面の焦点となる。その後、自由貿易など新たな関係についての協議に入る見通しだ。EU側は双方の議会での承認手続きにかかる時間を考慮し、18年秋ごろには大筋で合意につなげる必要があると説明している。

最終更新:6/16(金) 21:16
毎日新聞