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【楽天】則本“世界新”9戦連続2ケタKならず…最悪タイの6失点

6/16(金) 6:04配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト6―2楽天(15日・神宮)

 楽天・則本昂大投手(26)が7回7安打6失点、8奪三振で2敗目を喫し、連続2ケタ奪三振は8試合で止まった。P・マルティネス(Rソックス)、C・セール(Wソックス、Rソックス)が樹立した8試合連続2ケタKを超える“世界新記録”を狙った右腕は6回まで毎回三振を奪い、順調に三振を積み重ねたが、3暴投に失策などもあり乱調。今季ワーストタイの6失点、114球で無念の降板となった。

 則本は下を向き、うつむいたままベンチに引き揚げることしかできなかった。7回6失点で8奪三振どまり。野茂が持つ6試合連続2ケタKの日本記録を超え、マルティネスとセールのメジャー記録にも並んだが、ついに止まった。9試合ぶりに2敗目を喫した右腕は「記録はいつか途切れること。それよりも(チームが)勝てなかったことが悔しい」と唇をかんだ。

 不運と自滅も重なった。5回無死一塁でグリーンに投じたフォークが嶋の首付近に当たって、途中交代。女房役が急きょ代わったことも影響したのか、その後に6点を失った。さらに今季ワースト3暴投と乱調し、7回にはバント処理で三塁に投げたボールが大きくそれる失策もあった。則本も「ミスも重なって失点したので、負けて当然」と自分自身に腹を立てた。

 “世界新記録”を狙って上がったマウンド。勝負どころでは三振を狙うことも重要だと考えるが、数自体にこだわりはなかった。「三振の数より、チームが勝つことが最優先」。その言葉通り2ケタ奪三振に重なるようにして7連勝とエースらしく白星も積み重ねてきた。それだけに、先制点を守ることができずに悔しさも倍増した。

 梨田監督は7回まで粘った則本を「責任感を持ってよく投げてくれた。記録は途切れたけど、(信頼は)別に関係ない。また頑張ってほしい」と責めることはなかった。捕手が嶋から足立に代わり、1点リードの無死三塁のグリーンの場面では今季初めてマウンドに向かい「前進守備にするから、三振を狙ってくれ」と直接ゲキも飛ばした。

 打線も散発4安打2得点でエースを援護できず、2カードぶりに負け越した。「状態はそれなりで悪くはなかった」と一切言い訳をしなかった則本。記録と自身の連勝は止まったが、再び立ち上がるはずだ。(安藤 宏太)

最終更新:6/22(木) 4:19
スポーツ報知

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