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紫雷イオが宝城カイリ退団後のスターダムに警鐘

6/16(金) 16:38配信

東スポWeb

 女子プロレス「スターダム」のワールド・オブ・スターダム王者、紫雷イオ(27)が15日、団体の現状に警鐘を鳴らした。ともにスターダムをけん引した宝城カイリ(28)が退団後、初の東京・後楽園ホール大会を21日に控える中、イオは所属選手の危機感の低さを指摘。自身の去就問題も騒がれており、女子プロ界のエースは何を思うのか。

 イオの表情は晴れなかった。21日の後楽園大会について「ここでコケたらお客さんが離れる可能性が高い。選手が減り、スターダムがヤバイと噂される中で『大丈夫か?』と確認しに来るお客さんが多いと思うし」と厳しい見解を示した。

 米WWEへの移籍が決定的な宝城が離脱し、団体の真価が問われる大会になるのは確実。この危機的状況で感じたのが、所属選手たちの意識の低さだった。「漠然と変わっていかなきゃいけないと理解している雰囲気はあっても、誰かから『私が変えてやろう』と行動に移す意気込みは感じない」

 その一人が“ポスト宝城”候補の岩谷麻優(24)だ。くしくもこの日、同大会でイオが保持する赤いベルトことワールド王座に挑戦することが決定した。しかも岩谷は白いベルトのワンダー・オブ・スターダム王座を保持。岩谷が勝てば、史上初となる赤と白の同時戴冠がかかる重要な一戦になった。

 そんな岩谷を「白ベルトの王者として何か成し遂げていますか?って。ベルトの価値を高めてないし、防衛も重ねてない。そもそもチャンピオンとして認識されていないのに、ここで2冠になって一発逆転を狙うのは浅い!」と一喝した。

 これもある意味、期待の裏返しでもある。イオには複数の海外団体から獲得オファーが届いており、常にその去就が注目される身。だからこそ安心して“バトン”を渡せる後継者探しと、団体を安定させることが急務なのだ。

「ここは私にとってもチャンス。(存在感を)見せれば紫雷イオは盤石。私が勝つことで安心させたい」とV15を誓ったイオ。その思いを後輩たちに届けるつもりだ。

最終更新:6/16(金) 17:41
東スポWeb