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<本因坊戦>本木、予想外の封じ手 第4局

6/16(金) 11:07配信

毎日新聞

 本因坊文裕(もんゆう)(28)=井山裕太九段=に本木克弥八段(21)が挑戦、文裕が3連勝して迎えている第72期本因坊決定戦七番勝負第4局(毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛、みやこ町実行委、QTNet共催)は16日午前、福岡県みやこ町のサン・グレートみやこで2日目の対局が始まった。

 定刻の午前9時、立会の大竹英雄名誉碁聖が声を掛け、前日の手順を再現。本木の封じ手が15の六と明かされて対局が再開した。

 解説の小林覚九段は、封じ手について「相手の技にはまる危険もある勝負手です。本木八段はここまでの流れに不満があるのでしょう」と語った。本木の着手は予想外で、控室の検討陣を驚かせた。

 文裕は白94に19分を費やし、白100まで黒を右辺に封じ込め、中央に強力な壁を築いた。本木は再開以降、黒105まで10分以内の考慮で打ち続ける。

 小林九段は「打たれていなかった盤の左側に展開し、また競り合いです。双方、緩みのない手が多い印象です」と話す。

 文裕が124手目を考慮中の正午、昼食休憩に入った。残り時間は本木2時間16分、文裕3時間50分。午後1時、対局再開。【最上聡】

最終更新:6/16(金) 13:05
毎日新聞