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【日本ハム】大累が神走塁!一邪飛で迷わずタッチアップ生還

6/16(金) 7:05配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 中日4―5日本ハム(15日・ナゴヤドーム)

 迷いはなかった。三塁走者・大累は狙っていた。同点の8回1死二、三塁。松本の打球が一塁側ファウルグラウンドへ上がった。ビシエドが背面キャッチすると同時に、スタートを切った。「ビシエドの追い方を見て、捕っても素早く投げるのは難しいなと」。予想通り、振り向きざまの返球が大きくそれる。好判断と快足で、内野ファウルフライながら決勝のタッチアップを決めてみせた。

 元G戦士でつくり出した勝ち越し劇だった。同点の8回1死、代打・矢野、大田が連打でつないだ。二塁に進んだ矢野の代走に指名されたのが大累だ。プロ入り前には、飼い犬のコーギーよりも「僕の方が速かった」と明かし、話題になった快足を見せつけた。プロ5年目。初安打を放つ前に初のヒーローインタビューを受け「まさか僕が受けるとは」と笑わせたが「ああいうところで『大累行こう』と言ってもらえるように」と“走り屋”に名乗りを上げた。

 だが、野戦病院化は進む。レアードが5回の走塁時に転倒して左膝を打撲。セットアッパーのマーティンも8回の投球中に右脇腹を痛め、ともに途中退場。マーティンは深刻で16日に病院で検査を受ける。打率4割超えの近藤や、二刀流・大谷も欠いたままで「(大累は)いい仕事だった。でも心配事で頭がいっぱい」と栗山監督に笑顔はなかった。(西村 茂展)

最終更新:6/17(土) 0:29
スポーツ報知