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【舩越園子の目】「祖父と父のために」ファウラー単独首位

6/16(金) 12:28配信

デイリースポーツ

 「米男子ゴルフ・全米オープン選手権・初日」(15日、エリンヒルズGC=パー72)

 昨年の全米オープンで、ダスティン・ジョンソンは愛するフィアンセと息子を思いながら戦い、悲願のメジャー初優勝を遂げた。幼い息子を抱き上げたジョンソンは「これ以上の幸せはない」と言いながら喜びを実感した。

 ジェーソン・デーは貧しい生活の中で学費を必死に捻り出してくれた母親と今の生活をともにする妻と息子のために戦い、全米プロを制し、世界一になった。ロリー・マキロイはゴルフの費用を工面してくれた両親のために戦い、全米オープンでメジャー初優勝。

 そして、今年のマスターズを制したセルヒオ・ガルシアは婚約者(現妻)の影響で「いいことも悪いことも受け入れる」姿勢を身に付け、勝利した。

 全米オープン初日。単独首位に立ったリッキー・ファウラーを眺めながら彼の祖父を思い出した。ファウラーの優勝を一度も目の前で見たことがない祖父と父。「彼らに雄姿を見せたい。そのためにゴルフをしている」。そう言い切るファウラーが今週こそは勝ちそうな予感がする。

 誰かのために戦う人が強いのは偶然か、必然か。必然なのだとすれば、独り身の選手には熱い恋愛がお勧め?

 それは余計なお世話だが、ゴルフの世界で「愛は強し」は真理だ。

(在米ゴルフジャーナリスト)

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