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<仙台地裁>法廷内で警官2人刺傷 殺人未遂容疑で被告逮捕

6/16(金) 11:35配信

毎日新聞

 16日午前10時15分ごろ、仙台市青葉区の仙台地裁で宮城県迷惑防止条例違反事件の判決公判中、男性2人が被告の男に刺されたと110番があった。刺された2人は傍聴席にいた警察官で、病院に搬送され命に別条はないという。宮城県警は、山形市のコンビニエンスストア店員で被告の淀川聖司容疑者(30)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。

 県警などによると、淀川容疑者は保釈中で、当時、法廷の入り口などに金属探知機はなく、被告や傍聴人らへの持ち物検査もされていなかった。

 県警などによると、裁判官が判決を言い渡し中、被告席にいた淀川容疑者が突然、ナイフのようなものを手に傍聴席に入ろうとしたため、傍聴席にいた44歳と42歳の警察官2人が取り押さえようとした際、刺されたという。2人は顔や背中などを負傷した。

 淀川容疑者は駅のホームで女性の下着を盗撮したとして同条例違反の罪で起訴され、保釈されていた。現場となった地裁3階の法廷内にはカッターナイフと果物ナイフが残されており、県警は、淀川容疑者が刃物を持ち込んだ計画的な事件の可能性があるとみて調べる。

 最高裁によると、金属探知機などで手荷物検査を常に実施しているのは、東京地裁など全国4カ所の裁判所。同じ建物にある仙台地裁と仙台高裁は常時の検査はしていないという。【鈴木一也】

最終更新:6/16(金) 13:01
毎日新聞