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タカタが終日売買停止、再生法申請報道に関する発表なし

6/16(金) 15:33配信

ロイター

[東京 16日 ロイター] - 16日のタカタ<7312.T>株は終日売買停止となった。欠陥エアバッグの大規模リコール(回収・無償修理)問題で経営が悪化している同社が民事再生法の適用を東京地裁に申請する方向で準備に入ったとの報道に関し、東京証券取引所は同社株の売買を午前8時20分から停止。午後3時現在も、同社から報道に関する開示はなく、売買停止のままとなった。

ロイターは16日、タカタが早ければ来週にも民事再生法の適用を東京地裁に申請する方向で準備に入ったと報じた。複数の関係筋が15日までに明らかにしたところによると、負債総額は1兆円超とみられ、タカタは事業を継続しながら裁判所の管理下で再建を図ることになると伝えた。

16日の市場では経営破綻を見込んだ売り注文が殺到。気配値は値幅制限の下限(ストップ安)となる404円を付け、売り注文は790万株以上に上っている。負債総額が1兆円を超えれば、製造業の倒産としては戦後最大の規模になるが、市場では「遅かれ早かれ法的整理となるとの見方が広がっていた。全体相場への影響も限定的となっている」(国内証券)との声が出ていた。

最終更新:6/16(金) 15:33
ロイター