ここから本文です

<米国>アフガン4000人増派へ 現政権下で最大規模

6/16(金) 12:07配信

毎日新聞

 AP通信は15日、米当局者の話として、国防総省が治安悪化の深刻なアフガニスタンに米軍約4000人を増派する方針を固めたと報じた。週明けにマティス国防長官が発表する。米軍は現在約8400人を派兵しているが、テロが頻発するなど治安悪化に歯止めがかからない状況だ。増派が決まればトランプ政権下では最大規模の派兵となる。

 アフガン情勢を巡っては、今年2月の米上院軍事委員会でアフガンの現地司令官のニコルソン将軍が「数千人規模の派兵が必要」と訴えた。マティス氏も6月の米上院予算審議で「アフガンは危険な状態が続いている。テロ組織を倒す必要がある」と主張していた。

 アフガンでは旧支配勢力タリバンが南部を拠点に活動を活発化させているほか、過激派組織「イスラム国」(IS)も支配地域を広げている。現在、米軍を含む北大西洋条約機構(NATO)全体で約1万3000人が駐留。しかし、5月31日に首都カブール中心部で150人以上が死亡するテロが起きるなど、内戦状態に陥りつつある。【松井聡】

最終更新:6/16(金) 12:55
毎日新聞