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【DeNA】“ハマのプーさん”宮崎が逆転満塁弾!

6/16(金) 7:05配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 DeNA6―2ロッテ(15日・横浜)

 首位打者を快走する男が、本領発揮の一発を放った。1点を追う5回1死満塁。宮崎はカウント2―2からの5球目、唐川の内角高めのカーブを両腕をたたみながら捉えた。打球は切れることなく、左翼ポール際中段に飛び込む5号逆転満塁弾。「追い込まれてしまったので、何とか食らいついていこうと思っていた。奇跡です」。プロ5年目で初のグランドスラムに、会心の笑顔を見せた。

 パンチ力を秘めた広角打法で、13日には打率トップに浮上。この日も今季6度目の猛打賞だ。逆方向に強烈な打球を打ったかと思えば、内角球は豪快に引っ張る。ラミレス監督が「リーグNO1」と評する天才的バットコントールを武器に、18三振はリーグで規定打席に到達している34人の中で最少だ。

 “ハマのプーさん”だ。172センチ、85キロのずんぐりむっくりした体形で、チームではディズニーの人気キャラクターになぞらえたニックネームが浸透。ミーティングでは「プー」か「プーさん」と呼ばれ、名前で呼ばれることはないという。甘い蜂蜜が大好きな本家に負けず、甘い球は逃さない。それだけでなく、この日の一発のように厳しい球も難なくさばくから頼りになる。

 天性の勝負強さの持ち主。社会人・セガサミー時代。12年の都市対抗野球で、観戦に訪れていた巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(81)=報知新聞社客員=の目の前で逆転満塁弾をマークしている。その時以来の満塁弾で、今季5度目の勝利打点はチームトップ。2カードぶりのカード勝ち越しを呼び込んだ。

 指揮官は「パーフェクトスイングだった。ニュースターが誕生したと言っても過言ではない」と絶賛したが、宮崎は「首位打者でもレギュラーというわけではない。しっかりアピールしないと」。謙虚なバットマンがDeNA打線を支えている。(片岡 泰彦)

 ◆宮崎 敏郎(みやざき・としろう)1988年12月12日、佐賀県生まれ。28歳。厳木高から日本文理大、セガサミーを経て12年ドラフト6位でDeNA入団。昨季は自己最多となる101試合に出場して打率2割9分1厘、11本塁打、36打点をマーク。172センチ、85キロ。右投右打。年俸3000万円。背番号51。

最終更新:6/16(金) 7:05
スポーツ報知

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