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<米上院>露の制裁強化法を可決 解除に審議義務づけ

6/16(金) 12:14配信

毎日新聞

 【ワシントン会川晴之】米上院(定数100)は15日の本会議で、ロシア制裁強化法案を98対2の圧倒的多数で可決した。米政府がロシアに科す制裁の緩和や一時停止、解除に踏み切る際に議会の審議を義務づけたほか、ロシアの鉱業、金属、海運、鉄道、エネルギー産業などを制裁対象とした。成立には下院の可決、大統領の署名が必要となる。

 法案は、米国内で世論の反発が最も強いイランに対する追加制裁法案の中に、ロシア制裁法案を盛り込む異例の手法が取られた。トランプ政権とロシアとの不適切な関係をめぐる疑惑「ロシアゲート」が指摘される中、ロシアとの関係改善を目指す政権の政策自由度を奪うのが狙いだ。

 ウクライナのクリミア半島を2014年春にロシアが一方的に編入したことや、昨年の米大統領選に対するサイバー攻撃を受けてオバマ前政権が発出した大統領令を強化する内容を盛り込んだ。

 ティラーソン国務長官は14日の議会公聴会で、ロシアに対する追加制裁を求める議会側の主張に理解を示す一方、テロとの戦いを進める上で、ロシアとの協調を模索していることを説明している。

最終更新:6/16(金) 12:16
毎日新聞

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