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黒柳「お友達でいて下さってありがとう」野際さんへの手紙にネットも涙

6/16(金) 13:41配信

デイリースポーツ

 13日に肺腺がんで亡くなった女優の野際陽子さんと60年来の親友だった黒柳徹子が15日に、野際さんへの手紙を発表。野際さんはNHKアナウンサー、黒柳さんはNHK放送劇団として知り合い、以来親交を温めていた。ネットでは「60年来の友達を喪うって、どんな気持ちなんだろう」「悲しくて、暖かくて、なんだか涙がでそうです」「グッときた」「うつくしくて泣いてしまう手紙」と、この黒柳の手紙に涙する声も上がった。

 【以下、黒柳さんの手紙全文】



 大好きだった、そして仲良しだった野際陽子さんへ



 NHKに入ったのが、およそ60年前。あなたはアナウンサー、私は放送劇団。その頃からもう気が合っていて、一緒にフランス語を習ったり、同じ洋服屋さんで、お洋服を作ってもらったり。

 私は、あなたの感覚が、好きだったし、何より正直だった清らかなあなたが好きでした。

 長いことFAXでやりとりしましたね。流れるように美しい字のあなたのFAXは、カタカタと静かに送られてきました。大きくてガタガタの字の私のFAXは、あなたと対照的に、恐らく、ドタドタとお宅に到着したことでしょう。

 いつになったら、あなたが「やすらぎの郷」に沢山出ていらっしゃるかと、楽しみにしていました。あなたが病気で、それどころではない、なんて知らなかったのよ。一緒に芝居をやりましょうとか、よく話しあいましたね。

 野際さん、胸がいっぱいで、悲しく、なんと言ったらいいのか、わかりません。転勤で名古屋でのあなたの個人アパートに泥棒が入った話は、おかしくて「徹子の部屋」だけでも、4回は、して頂きましたね。いやがらずに、よく話して下さったわね。

 この2、3日は、ずっとあなたのことを考えていました。どうしてでしょうね。

 そういえば「死」ぬときのことなんかも、呑気に話しあっていましたね。次にあなたにお会いしたとき、どんなだったか話し合いましょうね。

 野際さん、あなたのいらっしゃらない、この世界は、寂しいです。本当にお友達がいなくなったようです。

 じゃ、今度お会いするまでね。お友達でいて下さってありがとう。

    黒柳徹子