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<日銀>金融政策を維持 景気「緩やかな拡大」…決定会合

6/16(金) 12:56配信

毎日新聞

 日銀は16日、金融政策決定会合を開き、短期金利をマイナス0.1%、長期金利(10年物国債利回り)を0%程度に操作する現行の金融政策の継続を賛成多数で決めた。金融市場から大量の国債を買い取ってお金を流し込む量的緩和政策についても、長期国債保有残高増加額のメドを「年間約80兆円」とする現行方針を維持した。

 黒田東彦総裁が午後に記者会見して決定理由を説明する。決定文では、堅調な輸出や消費を背景に、生産や雇用の改善が続いていることを踏まえ、景気の基調判断を「緩やかな拡大に転じつつある」に据え置いた。

 一方で、4月の消費者物価上昇率は前年同月比0.3%にとどまり、雇用の改善が所得の増加を通じて、物価に波及する好循環はまだ見えていない。日銀は、「2%に向けて上昇率を高めていく」とする基本シナリオを維持する一方で、大規模な金融緩和を継続し、物価の押し上げを図っていく方針だ。【坂井隆之】

最終更新:6/16(金) 12:56
毎日新聞