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<京都賞>半導体工学者の三村高志氏ら3人に

6/16(金) 18:30配信

毎日新聞

 稲盛財団(京都市、稲盛和夫理事長)は16日、科学や文明、思想・芸術の発展に貢献した人を顕彰する国際的な賞「第33回京都賞」に、富士通研究所名誉フェローで半導体工学者の三村高志氏(72)ら3人を選んだと発表した。

 先端技術部門で選ばれた三村氏は、2種類の半導体を積層化した「高電子移動度トランジスタ」(HEMT)を発明し、衛星放送など情報通信技術の発展に貢献した。三村氏は「大変光栄。受賞が研究開発の最前線の方の励みになることを期待している」と喜びを語った。

 基礎科学部門は、植物の光合成を数式化し、気候変動科学の発展に寄与したオーストラリア国立大特別教授で植物生理学者のグレアム・ファーカー氏(69)が受賞する。思想・芸術部門は、広範な知識に裏打ちされた西洋音楽史研究が評価された米カリフォルニア大バークリー校名誉教授で音楽学者のリチャード・タラスキン氏(72)に決まった。

 授賞式は11月10日、国立京都国際会館(京都市左京区)である。【野口由紀】

最終更新:6/16(金) 18:30
毎日新聞