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NBA王者ウォリアーズ優勝パレードに150万人 トランプ大統領就任式を“数の強さ”で圧倒

6/16(金) 10:03配信

スポニチアネックス

 NBAファイナルでキャバリアーズを4勝1敗で下し、2年ぶり5度目の頂点に立ったウォリアーズの優勝パレードが15日にカリフォルニア州オークランドで行われ、サンフランシスコ・クロニクル紙は市当局の推計で150万人が沿道などで見守ったと報じた。2015年の優勝時と比較すると約3倍増。今年1月にワシントンDCで行われたドナルド・トランプ大統領の就任式に集まったのは70~90万人とされており、ウォリアーズはスティーブ・カー監督(51)が掲げたチームのスローガン「Strength in Numbers(数の強さ=全員で戦うという意味)」を国のリーダーに対しても?見せつける形となった。

 パレードは午前10時にスタート。選手やスタッフ、家族は2階建てのバスに乗って沿道のファンの歓声に応えたが、MVPとなったケビン・デュラント(28)が乗り込んだバスは「MVP KEVIN DURANT」という名前と背番号の「35」がペイントされた特別車仕様となっていた。パレードのあとの優勝報告会ではカー監督が「もっと人が集まると思っていたんだがなあ」とジョークで先制パンチ。しかしファンを爆笑させたあとは「選手が去年の悲しい出来事(3勝1敗からキャバリアーズに3連敗)を乗り越えたことを誇りに思う」と語って嵐のような拍手を浴びていた。

 デュラントとともにチームを支えたステファン・カリー(29)は“ビクトリー・シガー”をくわえてバスに乗車。報告会では「去年の辛さはまだ覚えている。でも今年は個人として、チームとしてとてもいいシーズンになった」と“共闘”してくれたファンに熱い思いをぶつけていた。

 オークランドではNFLのレイダースが2020年にロサンゼルスへの移転を決めており、ウォリアーズもオークランドの対岸サンフランシスコに新アリーナを建設する予定。2019年にはかつて本拠を置いていた(1962年から9シーズン)サンフランシスコに移転するため、オークランド市民の思いも複雑だ。ウォリアーズの優勝パレードを見ることができる可能性があるのはあと2年。“トランプ超え”の大群衆は残り少なくなった歓喜の瞬間を、晴れ渡った青い空の下で満喫していた。