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京都賞に三村氏ら3人 高電子移動度トランジスタを発明

6/16(金) 18:33配信

朝日新聞デジタル

 稲盛財団(稲盛和夫理事長)は16日、科学や文明の発展に貢献した人に贈る第33回京都賞に、高電子移動度トランジスタ(HEMT)を発明した三村高志・富士通研究所名誉フェロー(72)ら3人を選んだと発表した。賞金は各5千万円。11月10日に京都市内で授賞式がある。

【写真】グレアム・ファーカー・オーストラリア国立大特別教授

 先端技術部門に選ばれた三村氏は、1980年にHEMTに関する論文を発表。高周波の信号処理に優れ、雑音が少ないのが特徴で、携帯電話の基地局のアンテナなどに利用されている。会見で三村氏は「半導体デバイスは栄枯盛衰が激しく、当時は10年も続けばいいと考えていた。今回の受賞は、研究開発の最前線の方への励みになる」と話した。

 基礎科学部門には、光合成の機能モデルを開発したオーストラリア国立大のグレアム・ファーカー特別教授(69)、思想・芸術部門には、西洋音楽史研究を通じて音楽界に影響を与えた米カリフォルニア大バークリー校のリチャード・タラスキン名誉教授(72)がそれぞれ選ばれた。(西川迅)

朝日新聞社

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