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インドネシアに社労士制度 日本側協力、3年以内に導入

6/16(金) 19:29配信

朝日新聞デジタル

 インドネシア政府は16日、日本の社会保険労務士と同様の資格制度を3年以内に導入する方針を決め、日本側の協力を得ることで国際協力機構(JICA)と合意する文書に調印した。公的保険の加入率アップのためで、社労士制度を海外で活用する事例は初めて。JICAはこれを皮切りに、東南アジア諸国へ導入を提案していく方針だ。

 社労士は、労働保険や社会保険など公的保険の複雑な手続きの代行をする日本独自の制度。インドネシアは、日本での100%近い加入率実現に貢献してきた社労士に着目し、導入を決めた。厚生労働省などから専門家3人を長期派遣してもらい、制度を設計する。

 インドネシアの社会保険の加入率は6月時点で66%、労働保険は16%にとどまる。昨年10月からジャワ島中部ジョクジャカルタで社労士の仕組みを試験的に導入したところ、約半年間で3700人余りが労働保険に加入したという。(ジャカルタ=古谷祐伸)

朝日新聞社