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張本、本戦出場ならず 13歳「もっと強くなる」 荻村杯卓球

6/16(金) 7:55配信

産経新聞

 13歳の張本がシングルスの本戦出場を逃した。U-21の部の出場をキャンセルし上位進出をうかがっていたが、世界選手権同様、中国の壁にはね返された。「悔しいです」。試合中の雄たけびと対照的なか細い声で、言葉を絞り出した。

 第1ゲームを2-11であっさり失うと、第2ゲームもジュースで競り負けた。第3ゲームを16-14で奪い意地を見せたものの、「レシーブで何もできず、凡ミスが多かった」。逆転する力は残っていなかった。

 相手の梁靖崑は世界ランキングこそ41位だが、昨季の中国スーパーリーグで個人成績2位に入った20歳の実力者。国際大会の出場が少ないだけで、「技術は(世界選手権で敗れた許●と)同じだった」と張本。相手の速さに対応しきれず、力負けだった。

 中国の強さと層の厚さを改めて突きつけられた形だが、張本は前を向く。「まさか中国選手に負けて泣くなんて、2、3年前は考えていなかった。自分も勝てるチャンスはあると思った」。2020年へ向け、中国との距離は確実に縮まってきているとの実感がある。

 ダブルスも敗れ、張本のジャパン・オープンは終わった。「全然満足いく結果じゃないけど、誰だって毎回勝てるわけじゃない。もっと強くなる」。負けた悔しさが、13歳の“怪物”をさらに成長させる。(森本利優)

●=日へんに斤

最終更新:6/16(金) 7:55
産経新聞