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<柏崎刈羽原発>東電が安全審査の修正申請書を提出

6/16(金) 19:57配信

毎日新聞

 東京電力は16日、柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の再稼働の前提となる安全審査の申請書を修正し、原子力規制委員会に提出した。今年2月に重大事故時の拠点となる免震重要棟の耐震性不足が判明し、規制委が申請書の総点検を求めていた。審査は大詰めを迎えたが、規制委は東電の社長交代による安全管理体制への影響などを慎重に見極める方針で、結論には時間がかかるとみられる。

 東電によると、点検の結果、新たな問題は確認できなかったという。申請書の提出後、報道陣の取材に応じた姉川尚史常務は「これまでの説明に落ち度があった。(今後は)的確な説明に努める」と話した。規制委は週明けにも審査を再開し、退任前に広瀬直己社長から直接報告を受けるという。

 柏崎刈羽原発の審査を巡っては、終盤になって耐震評価方法を変更したり、液状化で敷地が浸水することが明らかになったりするなど、再三にわたって前提条件が覆されてきた経緯がある。田中俊一委員長は「福島第1原発事故で社会的信頼を失墜したのにこういうことが起こり、非常に重症」と問題視。組織体質に踏み込んで原因分析し、申請書を出し直すよう広瀬社長に求めていた。【鈴木理之】

最終更新:6/16(金) 19:57
毎日新聞