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<米共和党幹部銃撃>容疑者の妻「なぜこんなことが…」

6/16(金) 20:04配信

毎日新聞

 【ベルビル(米中西部イリノイ州)長野宏美】米南部バージニア州で14日に共和党幹部らが銃撃された事件で、警察官との銃撃戦で射殺されたジェームズ・ホジキンソン容疑者(66)の妻スーさんが15日、イリノイ州ベルビルで報道陣の取材に応じた。トウモロコシ畑に囲まれた自宅前で、捜査員に支えられながら「なぜこんなことが起きたのか分からない」と心境を語った。

 連邦捜査局(FBI)の発表では、容疑者は今年3月下旬からワシントン近郊の事件現場近くで車内で生活。スーさんによると、容疑者は自宅を離れる前、「税制の(改革を訴える)ため」にワシントンに行くと説明しており、銃を持って出かけたことも知らなかったという。

 容疑者は昨年まで住宅診断の会社を経営。自分の持ち物をほとんど売却してから出発したが、金がなくなったので間もなく帰る予定だったという。

 ベルビルに住む容疑者の姉バーバラ・トラボウスさん(70)も取材に応じ、事件の1週間ほど前、容疑者から「間もなく帰る」と電話で連絡を受けたことを明らかにした。

 また、バーバラさんの娘ミシェルさん(45)は「おじは仕事を退き、政治について抗議するためワシントンに行ったのだと思う」と話した。トランプ大統領や共和党を非難するフェイスブックの書き込みを見て「政治に情熱がある」と感じていたが、政治の話を容疑者から直接聞いたことはなかったという。

 米メディアによると、容疑者は過去に暴力事件を起こしたことがあるが、ミシェルさんは「普通の人で、今回のことには衝撃を受けた」と語った。

最終更新:6/17(土) 0:03
毎日新聞