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「ゾゾッとした」 卓球・伊藤美誠の勝利の分岐点

6/16(金) 21:44配信

朝日新聞デジタル

 卓球のジャパンオープン荻村杯は16日、東京体育館で第3日があり、女子シングルスの2回戦でリオデジャネイロ五輪団体銅メダルの16歳の伊藤美誠(スターツ)が20歳の陳可(中)を4―3で破り、準々決勝に進んだ。

 最終第7ゲーム。フォアの強打で10―6とマッチポイントを握った伊藤は思った。「ゾゾッとした」。もう一度、強打を決めたいという気持ちがわいてきた。

 でも、ぐっとこらえた。冷静にバックハンドでつないで11―7で勝利。20歳の中国選手からの白星に「同世代に勝てて良かった」と16歳の伊藤は笑った。

 強気の攻めは伊藤の持ち味だが、歯車が狂うと淡泊な試合運びになる傾向があった。「ボールを拾ってつなぐ卓球も大事と思った」と我慢も覚えた。この日は、コースを丁寧に突いて得点を奪う場面もあった。

 準々決勝の相手も若手の中国勢。1回戦で石川を破った18歳の王曼昱だ。「同世代で一番強い相手だけど勝ちたい」と意気込んだ。

朝日新聞社