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<レスリング>高橋が世界切符 男子フリー57キロ級

6/16(金) 21:42配信

毎日新聞

 8月の世界選手権(パリ)の代表選考を兼ねたレスリングの全日本選抜選手権が16日、東京・代々木第2体育館で開幕し、男女8階級が行われた。男子フリースタイル57キロ級は5月のアジア選手権を制した高橋侑希(ALSOK)が2年ぶり3回目の優勝を果たし、代表に決まった。女子75キロ級は鈴木博恵(クリナップ)が階級区分変更前の72キロ級と合わせ、6連覇した。

 男子は昨年の全日本選手権、今大会とも制すれば代表となり、優勝者が違う場合は両者でプレーオフを行う。女子は日本協会強化委員会で代表を決める。

 ◇3試合すべて無失点勝利

 攻めはやまず、相手に隙(すき)も与えない。高橋が全3試合で無失点勝利を収め、3回目の世界選手権への切符を手にした。

 決勝の相手、小柳和也(山梨学院大)は山梨学院大の後輩。大会前のスパーリングは攻め立てられたというが、この日は開始から相手の足を取って前に出る。直後には背後に回り込んで押さえつけ、第1ピリオドで3点をリード。第2ピリオドも低い姿勢から相手のバランスを崩し、終始優位に進めた。

 57キロ級では2014年、15年の全日本選抜を連覇したが、リオデジャネイロ五輪代表入りがかかった15年12月の全日本選手権は5位。リオ五輪で銀メダルを獲得した樋口黎(日体大)に代表の座を奪われた。失意の中で昨年末の全日本選手権初優勝し、アジア選手権も制覇。再浮上を期している。

 20年東京五輪で57キロ級は60キロ級への変更が検討されている中、高橋より先に樋口は今大会で61キロ級に上げた。高橋はまず世界選手権に目を向ける。「絶対に3位以内に入る」【岩壁峻】

最終更新:6/16(金) 21:43
毎日新聞