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<日本電産>「挫折した人強い」元シャープ副社長を取締役に

6/16(金) 22:08配信

毎日新聞

 モーター製造最大手の日本電産は16日、京都市で株主総会を開き、経営再建中のシャープで2016年3月まで経営企画・財務担当の副社長を務めた大西徹夫氏が取締役に就く人事を株主に提案し、承認された。日本電産副会長にはシャープ元社長の片山幹雄氏がおり、常勤取締役7人のうち2人が元シャープ役員となった。

 大西氏は16年5月に日本電産に顧問として入り、翌月には副社長執行役員に就いていた。これに取締役が加わった。永守重信会長兼社長は株主総会で「挫折した人間は強い。1回失敗したら同じ失敗をしない。海外企業を担当しており、英語もうまい」と大西氏を評した。

 日本電産は一般社員も含めてシャープから積極的に人材を引き抜いており、転身者は約200人に達している。ほとんどが片山氏と大西氏がシャープ時代に実力を知っている人物だという。

 また永守氏は、18年春の新卒採用に応募してきた人数が前年の約5倍になったと明らかにした。昨年始めた企業PRのテレビCMが功を奏した。【釣田祐喜】

最終更新:6/16(金) 22:08
毎日新聞