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岩国騒音訴訟の控訴審始まる=一審は飛行差し止め認めず―広島高裁

6/16(金) 21:32配信

時事通信

 米軍岩国基地(山口県岩国市)の周辺住民約650人が、米軍機や自衛隊機の夜間・早朝の飛行差し止めや騒音被害への賠償などを国に求めた訴訟の控訴審第1回口頭弁論が16日、広島高裁(森一岳裁判長)であった。

 住民側は、飛行差し止めや将来の騒音被害に対する賠償請求を退けた一審山口地裁岩国支部判決は誤りだと主張。国側は、過去の騒音被害についての賠償を命じた部分の取り消しを求めた。

 国側は口頭弁論で、「滑走路を沖合に移設した後、岩国飛行場の騒音は軽減された」と主張した。

 一方、住民側は「日中のピークの騒音レベルや夜間早朝の飛行回数など、移設後も被害は軽減していない」と訴えた。また、原告団長の津田利明さん(71)が意見陳述し、「最近も自宅付近の上空から空気を切り裂くような飛行音がした」と述べた。 

最終更新:6/16(金) 21:35
時事通信