ここから本文です

【巨人】辻が初タイムリー初打点「誰よりもアピールしないと」

6/17(土) 6:03配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人8―0ロッテ(16日・東京ドーム)

 塁上で思わず笑みがこぼれた。辻の5年目にしてマークしたプロ初打点に、ベンチも総立ちで拍手を送った。8回1死一、二塁。マイコラスの代打で打席に立つと、1ストライクからの2球目、低めの変化球を拾い、右前へ運ぶタイムリー。2打数2安打だった15日のソフトバンク戦(東京D)に続き3打席連続安打とした。

 5年目の22歳は、危機感を常に持つ。レギュラーを狙う二塁は、今季だけで8人が守備に就いた。さらにドラ1の吉川尚らライバルは多い。「レギュラーを取るためには、誰よりもアピールしないといけない」

 今年の1月には、坂本勇らとグアムで自主トレを行った。WBCを控えた主将と過ごした日々は、多くの刺激と成長へのヒントを得られる期間だった。それでも簡単には結果として出なかった。キャンプ1軍スタートも、オープン戦で1割9分と結果を残せず。「世界でも活躍できる人とやっていても、思うようにつなげられない自分がもどかしい」。開幕直前で2軍に降格。多くの課題の中で、スイングスピードの向上に絞って取り組み続け、1軍昇格に結びつけた。

 現役時代の14、15年とともにオフの自主トレを行った由伸監督は「ヒットはたまに見せていたのでね。そういった何でも最初の一つがつくのはいいことだよ」と賛辞を贈りつつ「楽しみな部分と、まだまだ頑張ってほしいところと。もっともっとやってほしい思いの方が強いかな」。同じ左打ちの師匠でもある指揮官の起用に応えた背番号65。この一歩を飛躍につなげることが、監督と主将への恩返しになる。(原島 海)

 ◆辻 東倫(つじ・はるとも)1994年8月11日、三重・菰野(こもの)町生まれ、22歳。菰野中から本格的に野球を始め、菰野高では通算36本塁打。12年ドラフト3位で巨人入団。16年は15試合に出場し、打率1割7分6厘。181センチ、83キロ。右投左打。年俸900万円。

最終更新:6/17(土) 7:57
スポーツ報知

スポーツナビ 野球情報