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ドローン運航管理システムを開発へ 通信など5社

6/16(金) 10:01配信

福島民報

 福島県が南相馬市、浪江町に整備中のロボットの実証研究拠点ロボットテストフィールドで、今年度から小型無人機「ドローン」の運航管理システム構築に向けた研究開発事業が始まる。航空管制や通信、物流の大手5社が連携し、平成31年度まで複数の機体の運航を管理する実証実験に取り組む。経済産業省の委託で事業を実施する新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が15日、発表した。
 開発には幹事社のNECをはじめ日立製作所、NTTデータ、NTTドコモ、楽天の5社が加わる。荷物の宅配や工事現場の測量、災害対応など幅広い分野への普及を見込めるドローンの安全・効率的な運航に向け、複数の機体を同じ空域・時間帯に運航する仕組みをつくる。遠隔操作による長距離飛行や衝突回避などの先端技術を組み合わせ、ビジネスや公共サービスでドローンをより効果的に活用できるようにする。
 計画期間は今年度から31年度まで3年間。今年度はシステムの設計、30年度に南相馬でシステムの運用試験を行い、31年度に十数台のドローンを施設や周辺空域で同時飛行させる。NEDOの古川一夫理事長は東京都内で記者会見し、「オールジャパンで取り組み、一日も早く研究成果を実社会での運用に役立てる」と語った。
 NEDOはドローンの機体の調達など県内企業との連携も視野に入れている。研究開発の成果が出れば、研究拠点としてのロボットテストフィールドの評価が高まることも期待される。

福島民報社

最終更新:6/16(金) 10:42
福島民報