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水中調査ロボ公開 第一原発3号機へ7月投入

6/16(金) 11:06配信

福島民報

 国際廃炉研究開発機構(IRID)と東芝は15日、神奈川県横須賀市の研究施設で、東京電力福島第一原発3号機の原子炉格納容器内を調査する水中ロボットを公開した。調査は7月の予定で、原発事故で溶け落ちた溶融燃料(燃料デブリ)の確認を目指す。
 3号機は底から高さ6メートル付近まで汚染水がたまっている。ロボットは全長30センチ、幅13センチで、前後にカメラと照明、後部と上部にスクリューを搭載し、水中を遊泳する。格納容器の貫通部から入れ、ケーブルで遠隔操作し、強力なライトで周囲を照らしながらカメラで撮影する。「ミニ・マンボウ」の愛称で、積算線量200シーベルトまで耐えられる。
 研究施設には実物大の格納容器を模したプールがあり、映し出される画像を確認しながら担当者がロボットを操作した。
 政府と東電は調査結果を受け、今夏に各号機のデブリ取り出し方法を決める。1、2号機は今年1~3月、格納容器内部にサソリ型のカメラ付き自走式ロボットなどを入れて調べたが、デブリの直接確認には至っていない。

福島民報社

最終更新:6/16(金) 12:03
福島民報