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東京市場は円高・株安 FOMC結果はタカ派内容も

6/16(金) 0:00配信

産経新聞

 15日の東京市場では、円相場が1ドル=109円台と前日よりやや円高ドル安基調で推移し、日経平均株価は4営業日続落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)は14日に大方の予想通りに追加利上げを決めるとともに年内はあと1回の追加利上げ予想を維持し、保有資産の縮小を年内に始めると表明。ただ、14日発表の米経済指標が弱く、ドルが売られたニューヨーク市場の流れを引きずった。

 14日のニューヨーク市場では、米国の5月の消費者物価指数と小売売上高が軟調だったことで米長期金利が低下し、円相場は一時1ドル=108円80銭台と約2カ月ぶりの高値まで上昇。その後、追加利上げなどFOMCの結果を受けてドルが買い戻されたが、15日の東京市場では前日に乗せていた節目の1ドル=110円台を回復できなかった。

 為替の円高基調を嫌気して、平均株価は下落。終値は前日比51円70銭安の1万9831円82銭と、約2週間ぶりの安値をつけた。

 みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジストは「FOMCの結果は(引き締めに積極的な)タカ派な内容だったが、(低調な米指標を受けて)FRBが描いているような引き締めが今後できるのか懐疑的な見方がある」と指摘した。

最終更新:6/16(金) 0:00
産経新聞