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欠陥エアバッグのタカタ 民事再生法申請へ 負債総額1兆円超

6/16(金) 10:51配信

産経新聞

 欠陥エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題に揺れるタカタが民事再生法の適用申請に向け最終調整に入ったことが16日、分かった。月内にも東京地裁に申し立てる方向。負債総額は1兆円を超える見通しで、製造業の倒産としては戦後最大となる見込み。ロイター通信などが報じた。世界で総額1兆円のリコール費用が発生する見込みのタカタは裁判所の管理下で再建を目指すことになる。

 タカタは、日米両国で裁判所が関与する法的整理を申請する見込み。米国では子会社を通じて、日本の民事再生法に当たる米連邦破産法11条の適用手続きを開始する。月内に開く取締役会で正式に決める方針。

 タカタは、シートベルトやチャイルドシートなどの健全事業を新会社に切り離し、事業を継続しながら再生手続きを進める。新会社の経営を支援するスポンサーには中国企業傘下の米自動車部品会社キー・セーフティー・システムズ(KSS)がつき、2千億円規模を出資する。旧会社はリコールに関する債務を残して債権者への弁済を担う。

 タカタのリコール費用は大部分を自動車メーカーが肩代わりしており、債務の総額を確定させることで、再建をより確実にできる法的整理を強く求めていた。 タカタは今月27日の株主総会で、6割の株式を握るタカタ創業家の高田重久会長兼社長を含む現取締役6人を再任する議案を提案したが、再建計画がまとまった段階で経営体制の刷新が避けられない情勢にある。

最終更新:6/16(金) 10:51
産経新聞