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「小さな巨人」、現場の警官も“警戒”してしまうリアリティー 人気作の結末に注目

6/16(金) 17:23配信

サンケイスポーツ

 出世欲と警察としての正義のはざまに揺れる刑事・香坂演じる俳優、長谷川博己(40)が主演のTBS系「小さな巨人」(日曜後9・0)が18日、最終回を迎える。

 「敵は味方のふりをする」をテーマに、私欲にまみれた裏切りや絆の大切さを意外性あふれる展開で描く一方、最終回に向けては表情筋を総動員して喜怒哀楽を表現し、ネット上では“顔芸”という新ジャンルを確立した捜査一課長・小野田演じる香川照之(51)と長谷川の“最終決戦”もみどころだ。

 同作は事件の謎解きというより、警視庁vs所轄(警察署)を舞台にした人間ドラマという要素が大きい。最近、ある所轄の幹部と雑談する機会があり、「同作を見る?」と聞いたところ「リアルそうな感じがするから見ないね」と苦笑した。

 その幹部は、同じ“刑事モノ”のフジテレビ系「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(13日で終了、火曜後9・0)は「たまにみた」そうで、「派手でアクション要素が高い方が、ドラマとして普通に楽しめるから」と説明。続けて「今の職場で正義とか出世とかをリアルに考えすぎたら、部下や上司と接するときに変にぎこちなくなりそうだし。だからほかの署員も見てないかもね」と本音を漏らした。

 現場の取材をもとにしたリアリティーのある設定と演出がゆえに、現場の警官も“警戒”してしまう「小さな巨人」。歌手、和田アキ子(67)が出演するなど豪華キャスト陣も話題となっており、平均視聴率の最高は第5話の13・9%で、前回第9話も13・7%を記録。ホンモノの警官も戦々恐々?とする人気作の結末に注目が集まる。